コンセントに挿すだけのWi-Fiのおすすめを紹介！実質月額料金が一番安いのはどこ？

この記事ではおすすめのコンセントに挿すだけWi-Fiを紹介していきます。

自宅でWi-Fiを利用する方法としては、3種類あります。

「光回線」「ポケット型WiFi」「ホームルーター」の3種類ですが、この中で家のコンセントに挿すだけで利用できるWi-Fiは「ホームルーター」です。

そこで本記事では、コンセントに挿すだけで利用できるWi-Fiの「ホームルーター」に焦点を当てて、おすすめのホームやメリットデメリットについて解説していきたいと思います。

ぜひ参考になさってください！

↓　本記事おすすめの挿すだけWiFi　↓

挿すだけWi-Fiランキング

まずは、データ無制限で実質月額料金が安いポケット型Wi-Fiの4社を紹介します。

実質月額料金とは、総費用を利用月数で割った料金で、これが低ければ低いほど実際に支払う料金が安くなるので、安さを分かりやすく把握する指標として使われています。

データ無制限で実質月額料金が挿すだけポケット型WiFiランキング

上記のように、GMOとくとくBB WiMAXが実質月額料金が挿すだけポケット型WiFiランキングの1位です。

それでは、1位～5位までを詳しく見てみましょう。

1位　GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB WiMAXは、挿すだけのWi-Fiで、コンセントに挿すだけ利用可能です。

また、データ制限がないため、気兼ねなくインターネットを楽しむことができます。

プラン名	GMOとくとくBB WiMAX　ギガ放題プラン
月額料金 ※キャンペーン適用時	1ヶ月目：1,375円 2ヶ月目～36ヶ月目：3,762円 37ヶ月目以降：4,807円
月間データ容量　※1	無制限
初期費用	事務手数料：3,300円
端末代	27,720円（分割払い）
端末返却	不要
端末損害金（紛失・盗難など）	なし（ただし端末残債は発生）
端末残債	36ヶ月以内に解約の場合（770円×（36-利用月））分の支払いが発生
契約期間	24ヶ月
違約金	0円
端末名	ホームタルーター：Speed Wi-Fi HOME 5G L13 モバイルルーター：Speed Wi-Fi 5G X12
通信速度　※2	ホームルーター 下り最大：4.2Gbps 上り最大： 286Mbps モバイルルーター 下り最大：3.9Gbps 上り最大： 183Mbps
キャンペーン　※3	端末分割サポート
3年総額　※4	158,008円
実質月額料金　※5	4,164円
支払方法	クレジットカードのみ
公式サイト

※1　一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※2　本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境、回線の状況などにより大幅に低下する場合があります。通信速度は記載時点の最大通信速度であり、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
※3　キャンペーンの詳細は公式サイトをご確認ください。
※4　3年間利用した場合の総額です。
※5　実質月額料金=（月額料金 × 契約月数+初期費用- キャンペーンや月額割引の割引分）÷ 契約月数
契約月数は3年利用した場合（36ヶ月）で計算しています。

「GMOとくとくBB WiMAX」をおすすめする理由

2位　ZEUS WiMAX

ZEUS WiMAXは、バリュープランとフリープランの2種類がありますが、実質月額料金が2位になっているのはバリュープランの方です。

プラン名	ZEUS WiMAX バリュープラン	ZEUS WiMAX フリープラン
月額料金 ※キャンペーン適用時	1-13ヶ月：3,740円 14ヶ月目以降：4,290円	1-13ヶ月：4,400円 14ヶ月目以降：4,950円
月間データ容量※1	無制限	無制限
初期費用	事務手数料：3,850円	事務手数料：3,850円
端末代	27,720円 （キャッシュバックで実質0円）	27,720円
端末返却	必要なし	必要なし
端末損害金（紛失など）	0円	0円
端末残債	あり	あり
契約期間	24ヶ月	なし
違約金	4,290円	なし
端末名	ホームタルーター：Speed Wi-Fi HOME 5G L13 モバイルルーター：Speed Wi-Fi 5G X12	ホームタルーター：Speed Wi-Fi HOME 5G L13 モバイルルーター：Speed Wi-Fi 5G X12
通信速度※2	ホームルーター 下り最大：4.2Gbps 上り最大： 286Mbps モバイルルーター 下り最大：3.9Gbps 上り最大： 183Mbps	ホームルーター 下り最大：4.2Gbps 上り最大： 286Mbps モバイルルーター 下り最大：3.9Gbps 上り最大： 183Mbps
キャンペーン※3	27,720円キャッシュバック	なし
3年総額※4	151,778円	202,620円
実質月額料金※5	4,216円	5,628円
支払方法	クレジットカードのみ	クレジットカードのみ

※1　一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※2　本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境、回線の状況などにより大幅に低下する場合があります。通信速度は記載時点の最大通信速度であり、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
※3　キャンペーンの詳細は公式サイトをご確認ください。
※4　3年間利用した場合の総額です。
※5　実質月額料金=（月額料金 × 契約月数+初期費用- キャンペーンや月額割引の割引分）÷ 契約月数
契約月数は3年利用した場合（36ヶ月）で計算しています。

「ZEUS WiMAX」をおすすめする理由

3位　BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAXのプランは1プランで、初月は0円と大変おトクです！

支払方法が「クレジットカード」と「口座振替」の2パターンがありますが、口座振替の場合は、毎月220円支払いが加算されます。

今回、実質月額料金が3位になったのは「クレジットカード」のプランになります。

プラン名	ギガ放題プラスS （クレジットカード払いの場合）	ギガ放題プラスS （口座振替の場合）
月額料金 ※キャンペーン適用時	1ヶ月目：0円 2ヶ月目～25ヶ月目：3,773円 26ヶ月目以降：4,928円	1ヶ月目：220円 2ヶ月目～25ヶ月目：3,993円 26ヶ月目以降：5,148円
月間データ容量　※1	無制限	無制限
初期費用	事務手数料：3,300円	事務手数料：3,300円
端末代	27,720円 （770円×36回の分割払い）	27,720円 （一括払い）
端末返却	不要	不要
端末損害金（紛失・盗難など）	なし（ただし端末残債は発生）	なし
端末残債	36ヶ月以内に解約の場合 （770円×（36-利用月））分の支払いが発生	なし
契約期間	なし	なし
違約金	0円	0円
端末名	ホームタルーター：Speed Wi-Fi HOME 5G L13 モバイルルーター：Speed Wi-Fi 5G X12	ホームタルーター：Speed Wi-Fi HOME 5G L13 モバイルルーター：Speed Wi-Fi 5G X12
通信速度　※2	ホームルーター 下り最大：4.2Gbps 上り最大： 286Mbps モバイルルーター 下り最大：3.9Gbps 上り最大： 183Mbps	ホームルーター 下り最大：4.2Gbps 上り最大： 286Mbps モバイルルーター 下り最大：3.9Gbps 上り最大： 183Mbps
キャンペーン　※3	10,000円キャッシュバック	10,000円キャッシュバック
3年総額　※4	165,260円	173,180円
実質月額料金　※5	4,219円	4,439円
支払方法	クレジットカード	銀行口座振替
公式サイト

※1　一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※2　本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境、回線の状況などにより大幅に低下する場合があります。通信速度は記載時点の最大通信速度であり、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
※3　キャンペーンの詳細は公式サイトをご確認ください。
※4　3年間利用した場合の総額です。
※5　実質月額料金=（月額料金 × 契約月数+初期費用- キャンペーンや月額割引の割引分）÷ 契約月数
契約月数は3年利用した場合（36ヶ月）で計算しています。

「BIGLOBE WiMAX」をおすすめする理由

4位　カシモWiMAX

カシモWiMAXのプランは1プランのみで、月額はずっと4,380円（1ヶ月目のみ1,408円）です。

一般的なWi-Fiサービスは最初は月額費用が安く、あとから高くなるパターンが多いですが、カシモWiMAXは最初からずっと定額ですので、安心して利用することができます。

データ容量も無制限ですし、通信速度もWiMAX+5Gなので高速です。快適なインターネット生活を送ることができると思います。

プラン名	SA縛りなしプラン
月額料金 ※キャンペーン適用時	1ヶ月目：1,408円 2ヶ月目以降：4,380円（ずーっと定額）
月間データ容量　※1	無制限
初期費用	事務手数料：3,300円
端末代	27,720円（分割払いの場合は、端末分割サポートで実質0円）
端末返却	不要
端末損害金（紛失・盗難など）	なし（ただし端末残債は発生）
端末残債	36ヶ月以内に解約の場合（770円×（36-利用月））分の支払いが発生
契約期間	なし
違約金	0円
端末名	ホームタルーター Speed Wi-Fi HOME 5G L13 モバイルルーター Speed Wi-Fi 5G X12
通信速度　※2	ホームルーター 下り最大：4.2Gbps 上り最大： 286Mbps モバイルルーター 下り最大：3.9Gbps 上り最大： 183Mbps
キャンペーン　※3	端末分割サポート
3年総額　※4	158,008円
実質月額料金　※5	4,389円
支払方法	クレジットカードのみ
公式サイト

※1　一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※2　本サービスはベストエフォートサービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境、回線の状況などにより大幅に低下する場合があります。通信速度は記載時点の最大通信速度であり、今後、速度低下も含め、変更になる可能性があります。
※3　キャンペーンの詳細は公式サイトをご確認ください。
※4　3年間利用した場合の総額です。
※5　実質月額料金=（月額料金 × 契約月数+初期費用- キャンペーンや月額割引の割引分）÷ 契約月数
契約月数は3年利用した場合（36ヶ月）で計算しています。

「カシモWiMAX」をおすすめする理由

ホームルーターの特徴は？

挿すだけWi-Fiは「ホームルーター」です。

ここでは「ホームルーター」の特徴を紹介します。

挿すだけでコンセントに挿すだけで使えるホームルーター

ホームルーターは、ポケット型WiFiと同様に挿すだけで利用できるWi-Fiです。コンセントに挿すだけでその日から簡単にWi-Fiが使えます。利用開始までの時間が短く、引越し時の手続きも手軽なため、すぐにWi-Fiを利用したい方に適しています。

無線接続のため、光回線に比べると通信速度は劣りますが、ポケット型WiFiよりも大きなアンテナを内蔵しているため、通信の安定性が高いです。ただし、電源が必要で持ち運びができないため、携帯性ではポケット型Wi-Fiに劣ります。

ホームルーターの実質月額料金の相場は3,000円台から5,000円台で、ポケット型Wi-Fiよりもやや高めです。ホームルーターの特徴を踏まえ、以下のようなユーザーにおすすめです。

「ホームルーター」をおすすめする人

挿すだけWi-Fiを選ぶときのポイント4つ

ここでは挿すだけWi-Fiを選ぶときのポイントを解説していきます。

このポイントをしっかり把握しておくことで、自分に合った挿すだけWi-Fiを見つける事ができると思います。

挿すだけWi-Fiを選ぶときのポイント4つ

実質月額料金

とにかく挿すだけWi-Fiがほしい場合は、実質月額料金を確認しましょう。

実質月額料金は実際にかかる費用を利用した月数で割った料金で、低ければ低いほどコストを抑えられている事になります。

①～④を合計した金額から、⑤の金額を引いたものが、実際にかかる費用になります。その費用を利用月数で割った料金が実質月額料金です。

たとえば、以下の条件で3年間（36ヶ月）利用した場合の実質月額料金を以下の2パターンで算出してみましょう。

パターン(1)　初期費用3,000円　月額料金4,000円　端末代金以下は下記参照

（3,000円+4,000円×36ヶ月+20,000円+30,000円-30,000円）÷36ヶ月=4,639円（実質月額料金）

パターン(2)　初期費用0円　月額料金5,000円　端末代金以下は(1)と同じ

（0円+5,000円×36ヶ月+20,000円+30,000円-30,000円）÷36ヶ月=5,556円（実質月額料金）

	パターン(1)	パターン(2)
初期費用	3,000円	0円
月額料金	4,000円	5,000円
端末代金	20,000円	20,000円
工事費用	30,000円	30,000円
キャンペーンやキャッシュバック	30,000円	30,000円
実質月額料金（36ヶ月利用）	4,639円	5,556円

このようにパターン(1)の実質月額料金が安くなりました。

今回この2パターンを例示したのは理由があります。それは「初期費用0円！」というフレーズに騙されてはいけないという事です。

パターン(2)は初期費用が0円ですが、月額料金がパターン(1)より1,000円高いのです。結果、実質月額料金にすると約1,000円近くも多く払っている計算になります。

このように実質月額料金で判断できるようにすることが挿すだけWi-Fiを手に入れるためには大事な要素となります。

↓　実質月額料金の挿すだけWiFi　↓

スマホとセット割

スマホとのセット割が出来るWi-Fiがあります。これが出来ればスマホも含めたトータルのコストを下げる事ができます。

例えば、ドコモ。

スマホがドコモのユーザーは多くいらっしゃると思いますが、例えばWi-Fiをドコモ光にすることで、スマホのドコモが毎月最大1,100円割引になります。これはかなりの固定費削減になります。

なぜならば、スマホは何年も同じキャリアの者を使う可能性があるからです。仮に5年間この割引が適用された場合、削減できる固定費は、66,000円になります！ちょっとした旅行に行けちゃいますね。

1,100円×12ヶ月×5年=66,000円

ドコモ以外にも、ホームルーターの「モバレコAir」や「ソフトバンクエアー」は、ソフトバンクやY!mobileとのセット割が適用されますし、

ホームルーターやポケット型Wi-Fiの「Broad WiMAX」には、auやUQ mobileとのセット割があります。

まとめると以下のようになります。

スマホ	ドコモ	au・UQ mobile	ソフトバンク・Y!mobile
セット割の名称	ドコモ光セット割home5Gセット割	auスマートバリュー自宅セット割	おうち割 光セット
割引額	月額：最大1,100円	月額：最大1,100円	月額：最大1,650円
割引対応のホームルーター・ポケット型Wi-Fi	home5G	Broad WiMAX UQ WiMAX カシモWiMAX ずっとネット auホームルーター シンプルWiFi GMOとくとくBB WiMAX他一部のWiMAX系サービス	モバレコAir WiFi革命セット SoftBank Air
割引対応の光回線	ドコモ光	auひかりSo-net光プラス	ソフトバンク光NURO光（ソフトバンクのみ）

このようにいずれも、毎月のスマホの月額料金から1,100円程度割引されるため、現在契約しているスマホのセット割があるWi-Fiを選べば、スマホと合わせた通信費を抑えられます。

ぜひ活用してみてください。

↓　ドコモセット割ができるhome5G　↓

月間データ容量は適正？

料金の事に目が向きがちですが、月間で利用できるデータ容量が適正かどうかもポイントになります。

というのも、「月間データ容量が無制限」のWi-Fiと「月間データ容量に上限がある」Wi-Fiの2種類があるからです。

日頃からインターネットをよく利用する場合は、目安でいうと月間100GB以上利用する人は、データ容量無制限のWi-Fiサービスがおすすめです。

一方、月間100GB以下の人は、自身が月間に利用するデータ容量に応じてWi-Fiサービスを選んでください。10GBまでのサービス、30GBまでのサービス、50GBまでのサービスなど、様々なサービスがありますし、無制限と比べると料金も月額で1,000円～2,000円も挿すだけです。

なお、月間データ容量が少ないWi-Fiは注意が必要で、月額料金が挿すだけものの容量が上限に達すれば通信速度が極端に遅くなり、全く使い物にならない場合もあります。

ですので、料金の安さだけでなく、月間のデータ利用量も考慮して、自分にあったデータ容量の中で挿すだけサービスを選ぶ事がおすすめです。

↓　データ無制限で実質月額料金も挿すだけWi-Fi　↓

挿すだけWi-Fiのメリット

挿すだけWi-Fiのホームルーターとポケット型Wi-Fiのメリットは以下です。

※ご利用の集中する時間帯（夜間など）は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

挿すだけWi-Fiのメリットを、順番に解説します。

すぐに利用可能

挿すだけのWi-Fiは、開通工事なしで即座に利用を開始できるのが大きなメリットです。

光回線の場合、申し込み時に利用開始希望日に合わせて工事日を設定し、当日は工事が完了するまで立ち会う必要があります。さらに、引越しシーズンなどの繁忙期には工事予約が集中し、工事日が2ヶ月先になることもあり、希望日に利用を開始できないことがあります。

その点、挿すだけWi-Fiなら、ルーターが届いたその日からすぐに使い始めることができるため、工事を待つ時間がない方には特におすすめです。

工事が必要ない

挿すだけのWi-Fiは、インターネットの利用を開始する際に工事が必要ないため、光回線のような工事費がかからず、初期費用を低く抑えられるのが特徴です。

さらに、挿すだけWi-Fiの端末は、レンタルや端末サポートプランを利用することで、無料で使える場合が多いです。端末サポートプランでは、36回払いなどの分割払いが可能で、その分割金が割引されることで、端末を実質無料で利用できる仕組みになっています。

このように、高額な端末費用を抑えることができる点も、挿すだけWi-Fiの初期費用が抑えられる理由の一つです。

配線が少ない

ホームルーターは、有線接続が不要なため、煩わしいケーブル配線が必要ありません。これにより、小さなお子さんやペットがいる家庭でも、ケーブルを引っかけてしまう心配がなく、安心して利用できます。

さらに、デザイン性を重視する方にも挿すだけWi-Fiはおすすめです。

光回線で使用されるONU（光回線終端装置）は、無骨な直方体のデザインが主流ですが、ホームルーターは、アロマディフューザーを思わせるような円柱形のシンプルでスタイリッシュなデザインが多く、インテリアに調和しやすいのも魅力です。

引越しが多くても安心

光回線は、引越しの際に開通時と同様に撤去工事が必要となる場合があります。特に賃貸マンションでは、借主には「原状回復義務」があり、物件を元の状態に戻す必要があります。そのため、貸主や管理会社から撤去の依頼があれば、それに従う義務があります。

撤去工事には、開通工事と同様に立会いが必要で、そのために時間を確保しなければなりません。引越しが少ない場合は問題ないかもしれませんが、頻繁に引越しをする場合は、その都度手間と時間がかかります。

一方で、挿すだけWi-Fiであれば、引越しの際は住所変更の連絡だけで済み、賃貸契約に関わる確認や工事の立会いといった煩雑な手続きは一切不要です。

データ容量無制限のサービスが多い

挿すだけWi-Fiには、プランやサービスによってデータ容量無制限で利用できるオプションがあります。これを選べば、ゲーム、動画視聴、SNSの利用などもストレスなく楽しめます。

ただし、大量のデータ通信を短期間に使用した場合や、混雑する時間帯には通信速度が制限されることがあるため、その点には注意が必要です。

一方で、クラウドSIM系サービスでは、データ容量を自由に選べるのが特徴です。無制限プランはありませんが、月間100GBまで利用できるサービスが多く、これであれば、動画を約85時間視聴できるなど、日常的な利用には十分な容量と言えるでしょう。また、データ容量に制限がある分、月額料金が比較的安価なサービスが多いのもクラウドSIMの魅力です。

このように、データ容量無制限や月額料金といったポイントに応じて最適なサービスを選べることも、挿すだけWi-Fiの大きなメリットです。

挿すだけWi-Fiのデメリット

では、挿すだけWi-Fiのデメリットも確認してみましょう。

通信速度は光回線が速い

挿すだけWi-Fiの弱点は、通信速度が光回線ほど速くない点です。光回線では、光ファイバーケーブルが電柱から自宅の光コンセントまで直接引かれているため、安定した高速通信が可能です。

これに対して、挿すだけWi-Fiは、ホームルーターやポケット型Wi-Fiともに無線で接続されるため、周囲の建物や電波の干渉を受けやすく、通信速度が不安定になることがあります。

使いすぎると通信制限が掛かる場合がある

光回線は通信量に制限がかからない一方で、挿すだけWi-Fiは、個人の使用量や全体の利用状況に応じて速度が制限されることがあります。

具体的な制限条件は、サービス提供会社やプランによって異なるため、契約前に各プランの通信制限についてよく確認しておくことが重要です。

大人数での利用は不向き

Wi-Fiは通常、複数のデバイスが同時に接続すると、一人あたりの通信速度が低下します。しかし、光回線は元々の通信速度が非常に高速なため、多人数で接続しても大きな影響を受けにくいです。

一方で、挿すだけWi-Fiでは、一人あたりの通信速度の低下がより顕著であり、さらに同時接続できるデバイスの数も光回線に比べて限られています。

ただし、ホームルーターの場合、ポケット型Wi-Fiよりも同時に接続できるデバイスの数が多いのが特徴です。特に、モバレコAirのAirターミナル5は最大128台のデバイスが同時に接続可能で、他のホームルーターと比較しても優れています。

もし、同時接続数が多いホームルーターを探しているなら、月額料金が安いモバレコAirは、SoftBankAirよりもおすすめです。

挿すだけWi-Fi（ホームルーター）おすすめな人、おすすめしない人

挿すだけのWi-Fiのメリット、デメリットを踏まえた上で、挿すだけのWi-Fiにおすすめな人とおすすめしない人について見てみましょう。

挿すだけのWi-Fiがおすすめの人

挿すだけのWi-Fiに向いているのは、主に自宅でネットを使う人です。工事なしでネットを利用したいと考えている人で、高速通信が必要なオンラインゲームはしない人が向いています

挿すだけのWi-Fiに不向きな人

• 外でネットを利用する人
• オンラインゲームをよくプレイする人
• ネットのヘビーユーザーである

挿すだけのWi-Fiにやや不向きと言えるのが、インターネットのヘビーユーザータイプの人です。

挿すだけのWi-Fiのデメリットは大容量のデータ通信を行うと一時的に通信制限がかかってしまうことがあります。特に、月々のデータ使用量の制限がないプランは、この制限がかけられていることが多いです。

通信が混雑しやすい18時～深夜2時を含めてインターネットをよく利用する方は、やや不便を感じるかもしれません。