「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」の違いを7つの項目で比較

2024年11月1日

※本記事の金額は全て税込みです。

本記事では、人気のWi-Fiである「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」を7つの項目で分かりやすく比較してみました。

以下のような人におすすめです。

「カシモWiMAX」「UQ WiMAX」のどちらにしようか迷っている人
「カシモWiMAX」「UQ WiMAX」の詳細情報を知りたい人
「カシモWiMAX」「UQ WiMAX」を分かりやすく比較している記事を探している

まず最初に、「カシモWiMAX」も「UQ WiMAX」の共通点をお伝えします。

両サービスともWiMAX回線を利用している事です。

同じWiMAX回線を利用しているため「通信速度」も「通信エリア」も同じです

サービス名	カシモWiMAX	UQ WiMAX
回線	WiMAX回線	WiMAX回線
通信速度	同じ	同じ
通信エリア	同じ	同じ
公式サイト	公式サイト	公式サイト

同じWiMAX回線を利用しているため「通信速度」も「通信エリア」も同じです

ですので、違いは「料金」や「サポート面」になります。

本記事では料金やサポート面を分かりやすくシンプルに比較していきたいと思います。

今回の比較項目は7項目です。

料金
取り扱い端末
契約期間と解約違約金と端末残債
通信速度
キャンペーン
申込できる窓口
支払方法

Wi-Fiを購入する際に基本となるこの7項目を比較しています。両社の良いところ悪いところ包む隠さずお伝えしていきます。

これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。

なお、少しでも利用料金を安くしたいという方には「カシモWiMAX」がおすすめです。

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「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」の違いを7つの項目で比較しました

参照元：カシモWiMAX公式サイト

1.料金で比較	月額料金や実質料金で比較してみました
2.取り扱い端末で比較	取り扱っている端末で比較してみました
3.契約期間と解約違約金と端末残債で比較	契約期間と解約違約金と端末残債で比較してみました
4.通信速度で比較	通信速度がどれくらい違うかを比較し見ました
5.キャンペーンで比較	キャンペーンの種類を比較してみました
6.申込できる窓口で比較	サポート面で比較してみました
7.支払方法で比較	支払方法で比較してみました

上記の7つの項目で、「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」を比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。

1.「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」を【料金】で比較

サービス名	カシモWiMAX	UQ WiMAX
月額料金	1ヶ月目：1,408円 2ヶ月目以降：4,380円	1-13ヶ月：4,268円 14ヶ月目以降：4,950円
月間データ容量	無制限　※1	無制限　※1
事務手数	3,300円	3,300円
端末代	27,720円（端末分割払いサポートで実質0円）	27,720円（キャッシュバックで実質9,900円）
契約期間	なし	なし
解約違約金	0円	0円
キャンペーン	なし	端末代17,820円キャッシュバック（端末代が実質9,900円）
3年総額キャンペーン適用時	158,008円	182,534円
3年利用時の実質月額料金	4,389円　※3	5,070円　※3
4年総額キャンペーン適用時	210,568円	241,934円
4年利用時の実質月額料金	4,387円　※3	5,040円　※3
公式サイト	公式サイト	公式サイト

参照元：カシモWiMAX公式サイト、UQ WiMAX公式サイト

※1　ネットワーク混雑回避のため、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
※2　詳細は各公式サイトをご確認ください
※3　実質料金=（月額料金 × 契約月数+初期費用- キャンペーンや月額割引の割引分）÷ 契約月数
契約月数は3年利用した場合は36ヶ月、4年利用した場合は48ヶ月で計算しています。

3年利用時の実質月額

3年利用した際の実質月額料金を見ますと、

「カシモWiMAX」は実質月額が4,389円、「UQ WiMAX」は実質月額が5,070円となりおり、「カシモWiMAX」の方が安いです。

	カシモWiMAX	UQ WiMAX
実質月額料金（3年利用時）	4,389円	5,070円

4年利用時の実質月額

また、4年利用した際の実質月額料金を見ても、

「カシモWiMAX」は実質月額が4,387円、「UQ WiMAX」は実質月額が5,040円となりおり、こちらも「カシモWiMAX」の方が安いです。

	カシモWiMAX	UQ WiMAX
実質月額料金（3年利用時）	4,387円	5,040円

よって、少しでも安くWi-Fiを利用したいと思う方は「カシモWiMAX」の方がおすすめです。

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2.「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」を【取り扱い端末】で比較

種別	端末イメージ	端末名（略称）	下り最大速度	上り最大速度	サイズ	重量
モバイルルーター		X12	3.9 Gbps※1	183Mbps	幅：約136mm 高さ：約68mm 奥行：14.8mm	約174g
ホームルーター		L13	4.2 Gbps※1	286Mbps	幅：約100mm 高さ：約207mm奥行：100mm	約635g

※1　上記の通信速度はいずれもベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境、回線の状況などにより大幅に低下する場合があります。

「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」はどちらも同じ端末を扱っています。モバイルルーター1種類と、ホームルーター1種類です。

それぞれの端末名は、モバイルルーターはSpeed Wi-Fi 5G X12（以降はX12と記載）、ホームルーターはSpeed Wi-Fi HOME 5G L13（以降はL13と記載）

「カシモWiMAX」は端末代が27,720円（税込）で、36回の分割で払うと月額770円（税込）になります。が、分割で払うと上記で記載した通り分割払いサポートが受けられるため実質無料で端末を購入することができます。

一方、「UQ WiMAX」も端末代がは27,70円（税込）です。こちらはこの端末代から17,820円（税込）がキャッシュバックされますので実質9,900円（税込）で端末を購入することができます。

X12について

X12は、X11の後継機として2023年6月1日発売されたモバイルルーターです。

5Gに対応しており、下り最大速度が3.9Gbpsと高速通信が可能となっていますし、5Gが繋がりにくい場合は5G回線を受信しないモードに切り替える事のできるネットワークモード切り替え機能がついています。

このネットワークモード切り替えは、5Gエリアと4Gエリアの境や、ビル内で通信が不安定な時に、安定した通信ができるようになるモードとなっており、5G回線の電波が弱い場合にとても効果的です。

項目	説明
製品名	Speed WiFi 5G X12
メーカー	NECプラットフォームズ
発売日	2023年6月1日
対応回線	au 5Gau 4G LTEWiMAX 2+
通信速度	下り最大：3.9Gbps上り最大：183Mbps
連続使用時間	約9時間
サイズ	幅：13.6cm高さ：6.8cm奥行：1.48cm
重さ	約174g
同時接続台数	Wi-Fi：16台

L13について

L13は、L12の後継機として2023年6月1日発売されたホームルーターです。

こちらも5Gに対応しており、下り最大速度が4.2Gbpsと高速通信が可能となっていますしｍ今まで最速だったドコモのホームルーター「home5G HR02」と同じ速度です。また、一般的な光回線のマンションタイプは下り最大1Gbpsであることが多いので、光回線速度より速い数値となっています。

項目	説明
製品名	Speed Wi-Fi HOME 5G L13
メーカー	ZTE Corporation
発売日	2023年6月1日
対応回線	au 5Gau 4G LTEWiMAX 2+
通信速度	下り最大：4.2Gbps上り最大：286Mbps
連続使用時間	コンセントに入れている限り連続使用可能
サイズ	幅：10cm高さ：20.7cm奥行：10cm
重さ	635g
WiFi規格	IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz)※Wi-Fi6の4ストリーム対応
同時接続台数	Wi-Fi：32台

モバイルルーターとホームルーターどちらが良いか？

モバイルルーターとホームルーターのとちらが良いかですが、これに関しては使い方によって決まります。

家でも外でもWi-Fiを使いたい方は「モバイルルーター」一択です。モバイルルータは持ち運ぶことができ、エリア内であれば家でも外でもWi-Fiを利用することができます。外でWi-Fiを利用することが多い人はモバイルルーターをおすすめします。

一方、家の中だけでWi-Fiを使いたい方は「ホームルーター」をおすすめします。ホームルーターは基本的に登録した住所のみでの利用になりますので、外に持ち運ぶことはできません。ただ、コンセントに挿して利用する形になりますのでバッテリーがなくなるといった心配はありません。コンセントに挿し続けている限り持続的に利用することが可能です。また同時接続数もモバイルルーターより多いため、家族全員でWi-Fiを利用する人にはホームルーターがおすすめです。

端末種別	こんな人におすすめ
モバイルルーター	家でも外でもWi-Fiを使う人
ホームルーター	家だけでWi-Fiを使う人

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3.「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」を【契約期間と解約違約金と端末残債】で比較

もう1つ大事なのが解約した時にかかる料金です。

契約期間と解約違約金をまとめました

まず解約違約金をまとめてみました。以下の表をご覧下さい。

プラン	契約期間	解約違約金
カシモWiMAX	なし	解約違約金：0円
UQ WiMAX	なし	解約違約金：0円

「カシモWiMAX」「UQ WiMAX」は共に解約違約金は発生しませんので、安心してご利用いただく事ができます。

端末残債について

端末を一括で購入した場合は残債は発生しないので気にしなくても大丈夫なのですが、問題は端末を分割で購入した場合です。

端末を分割で購入した場合、全て支払い終える前に解約してしまうと、残りの金額を一括で支払わなければなりません。この残りの金額の事を「残債」と呼んでいます。

以下、端末残債がどれくらいかかるかを、期間ごとに分かりやすく表にまとめましたのでご覧ください。

プラン	12ヶ月目で解約	24ヶ月目で解約	36ヶ月目で解約
カシモWiMAX	端末残債：18,480円（税込）分割770円（税込）×残24ヶ月分	端末残債：9,240円（税込）分割770円（税込）×残12ヶ月分	端末残債：0円
UQ WiMAX	端末残債：0円（税込）	端末残債：0円（税込）	端末残債：0円

UQ WiMAXは一括で端末を購入するため、残債は発生しません。

カシモWiMAXは、36ヶ月以降で解約すれば残債は発生しませんが、それ以前に解約してしまうと残債が発生するため注意が必要です。
UQ WiMAXは、最初に一括で端末を購入しますのでそもそも残債自体がありません。よっていつ解約しても端末残債が請求されることはありません。

解約違約金と端末残債をまとめると

上記で記載した解約違約金と端末残債を1つの表にまとめて見ました。

プラン	12ヶ月目で解約	24ヶ月目で解約	36ヶ月目で解約
カシモWiMAX	解約違約金：0円端末残債：18,480円（税込）合計：18,480円（税込）	解約違約金：0円端末残債：9,240円（税込）合計：9,240円（税込）	解約違約金：0円端末残債：0円合計：0円
UQ WiMAX	解約違約金：0円端末残債：0円（税込）合計：0円（税込）	解約違約金：0円端末残債：0円（税込）合計：0円（税込）	解約違約金：0円端末残債：0円合計：0円

このように「カシモWiMAX」は、35ヶ月以内に解約してしまいますと端末残債が発生します。

36ヶ月目以降の解約であれば、どちらも0円ですので、できるだけ長く利用することをおすすめします。

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4.「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」を【通信速度】で比較

ここでは「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」の通信速度を比較してみましょう。

通信速度

「カシモWiMAX」と「UQ WiMAX」を【取り扱い端末】で比較でも記載しましたが、どちらも利用できる端末は同じです。また回線も同じWiMAX回線を利用しているため、通信速度や通信エリアは全く同じです。

ですので、通信速度に関してはどちらを選んでも問題はありません。

種別	端末イメージ	端末名（略称）	下り最大速度	上り最大速度	寸法	重量
モバイルルーター		X12	3.9 Gbps※1	183Mbps	幅：約136mm高さ：約68mm奥行：14.8mm	約174g
ホームルーター		L13	4.2 Gbps※1	286Mbps	幅：約100mm高さ：約207mm奥行：100mm	約635g